今回は約27年振りに蘇った『スーパーマリオRPG』のクリアレビューです。四半世紀以上も前の作品ということもあり、半ば神格化されつつあった本作。現代でも通用するのだろうか…と、一抹の不安もありました。しかし、クリア後の率直な感想としては、時代や環境が変わったとしても、色褪せないモノがあると再認識できました。2023年のタイトルとしても良質な作品に仕上がっています。
オリジナル版の持つキャラクターやテキストの普遍的な魅力、開発を担当したアルテピアッツァの手腕によって、懐かしさを感じさせつつ現代のゲーマーにもアプローチ可能な作品に生まれ変わっています。一部、遊びやすさを意識するあまり難易度が低下しているなど課題もありますが、新旧のマリオファン、さらには年齢や国境を超えたゲームファンにJRPGの魅力を伝える作品として、非常に優れた一作と言えます。それでは詳しいレビューに入っていきましょう。
【目次】
00:00 序文
01:00 『スーパーマリオRPG』とは
03:04 いつもとはちょっと違うマリオの冒険
・色褪せない物語やキャラクター
・オリジナルとはまた異なる雰囲気
06:59 より遊びやすくなった「アクションコマンド」
・「アクションコマンド」の良さを生かす変更点
・遊びやすいが故の難易度の低下
09:38 思い出を増幅させる追加要素
10:53 知っておきたい・気になったポイント
・オリジナルを尊重したリメイク
・ボリュームや難易度について
12:24 結語 JRPGの再興
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